Draglettor 2: Digital Sense
主にデジタル物やゲームのレビューを載せる程度のブログ
2007/09/20 (Thu) 23:59:15
ども、ドラグレッターです。驚愕の健診結果が出て毎日不安を抱えながら過ごしていますが、何とか生き延びています。というか、そんなに心配ならば本当に病院へ行け>オレ
さて、その健診結果の記事で「高い買い物をする」とチラッと書きましたが、今日はその正体についてお話ししたいと思います。それについては続きとして書いていきますが、その前にここでヒントでも述べておきましょうか。
ヒント1: 洋ゲーマーの必需品?
ヒント2: たいていの日本人なら「ふーん」とか「やめとけ」と言いそうなもの
…ということで(何がだ)、Xbox 360(以下「360」)を…というか来月11日に国内販売が開始されるXbox 360 Elite(エリート)を予約しました! これから購入するきっかけや理由などを語りたいと思います。
本国アメリカでは既に販売されている上位モデルのEliteですが、こいつはXbox 360のHDDを120GBに増やし(標準は20GB)、HDMI端子を装備させたものです。詳しくは、手前味噌ですがこちらの記事をご覧ください。
さて、どうしてオレが突然360を買うことになったのかと言いますと、ほとんど『Halo 3』のためだったりします。というか、何故か最近、友人たちがこぞって360に手を出してるんですよ。「Halo 3がやりたいし、ほかにもやりたいゲームがあるからそろそろ手を出すか」ということで、これを機にオレも手を出すことにしました。それにしても何でこう、みんな手を出してるんだろう…。なんででしょうね…?
で、オレは以前から友人に「360は新型が出るまで待つ」と言い続けていましたが、これがその新型、というわけではありません。むしろEliteは買う気がありませんでした。360にはCPUの製造プロセス(半導体内部の配線の太さ。細くなると発熱と製造コストが下がるが、そうそう簡単に細くできるものではない)を65nmに変更した改良版(コードネーム:Falcon。ちなみに現行版は90nmプロセス採用の“Xenon”、またはXenonにヒートシンクとHDMI端子を追加した“Zephyr”)の発売が予定されていますが、これがまさにオレの言う“新型”になります。CPUの発熱低減によって最近問題の“RRoD”の確率が下がるだろう、と思われるため、ニュースサイトでこの話が出てから「買うならこれ」と決めていました。ところが、これの生産は既に始まっているものの出荷はまだらしく、さらにゲイシの方針により改良版は現行版の在庫がはけてから出荷される(あるいは現行版に混じって売られる)そうです。さらに厄介なことに外箱だけでは現行版との見分けはつかないらしく、360の売り上げがおざなりな日本ではしばらく手に入らないだろう、と見られています。
ただし、EliteやHDMI搭載の通常版(アメリカでは通常版にすらHDMI端子が付き始まったそうです。本体のみの“コア・システム”は旧来どおりでHDMI端子はありません)で採用されている基盤“Zephyr”にも追加のヒートシンクが装備されているため、それだけでもRRoDの確率がぐっと下がります。HDMI装備の360ならば基盤が確実にZephyrだそうなのですが、これを採用した通常版はもちろん国内では売られていません。そこで国内発売が決定したEliteと、今月27日に『Halo 3』と同時発売されるXbox 360 Halo 3 スペシャルエディション(HDMI端子装備)に目をつけましたが、後者は色がダサい、“プレイ・チャージキット”が邪魔(オレにはWii用に買った充電池“エネループ”があるため不要)、さらに肝心のHDMIケーブルが付属しないということで購入を見送りました。オレは360をPCモニタとつなげる予定で、モニタがHDMI端子を持っているためせっかくなのでこれを活かすつもりですが、そのケーブルが付属しないっておい…。しかも別売りで5250円(税込み)というボッタクリぶり…。これらのデメリットを考えると当然選択肢はEliteのみになりますが、これについては“Halo 3 スペシャルエディション”でのデメリットがない上、PCモニタをつなげるために必要な“VGA HD AV ケーブル”を通常版と一緒に買うと39795+3675=43470円になります。これに対してEliteはHDMIケーブル付きで47800円です。つまり、オレの場合モニタと360はHDMIで接続できるためケーブル代が浮き、その結果Eliteと本体+ケーブルとの差額が約4000円しかないためEliteのほうがお得、ということになります。これが後押しとなってElite購入を決意しました。
早速予約をするために通販サイトを廻りましたが、なんとほとんどのサイトで予約受付を終了、あるいはまだ受け付けていないという状態でした。仕方がないのでダメ元で会社の帰り道のWonderGooへ行ってみると、なんとEliteの予約注文カードが大量にありました。「ド田舎だから日本でダメハードのレッテルを貼られているゲーム機の新型なんて売らないんだろうなぁ…」と思っていましたが、今度はあったらあったで「ド田舎だから買う人がいないんだろうなぁ…」と思いましたw とにかくカードを持ってレジへ行き、必要事項を書いて予約を済ませました。あのレジのおねーちゃん、「あのサラリーマン、お金なさそうなのに何でこんなの買うんだろ?」と思っただろうなぁ…(遠い目・ええ、スーツ姿で行きましたが、何か?)
ということで、何事もなければ約3週間後にはEliteが手元にあるはずです。まだ本体すら持ってないのに『Halo 3』を予約したという気合いの入りっぷりなので、発売までがかなり待ち遠しく感じています。もちろん入手したらいろいろと検証したいところですが、多忙で時間がないのでどうなることやら…。未だにモニタ記事目当てで来る方が多いので、少なくともモニタとHDMI接続したときのレポは書きたいですね。ともあれ、一言一言が死亡フラグとなりやすいオレとしては、オレ自身、MS側、ショップ側のすべてに何事もなく、平穏にブツが手に入ることを祈るばかりです。