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Acer Ferrari One パフォーマンス編その2

ども、ドラグレッターです。長らく続いている“Acer Ferrari One”のレビュー記事ですが、今回の次で終わりにしたいと思います。発売から2ヶ月経っている上に停滞気味ですが、興味があれば最後までお付き合いいただければ、と思います。

さて、今回は実際の使用を想定して、OSの起動・終了速度や各アプリケーションでの処理速度の測定結果などをお伝えしていきます。OSやそもそもの用途が異なるため“ASUSTeK Eee PC 901-X”との比較は行っていませんが、実際に測定することで様々なことがわかり有意義な測定になりました。これから購入される方の参考になれば幸いです。

それでは興味がある方は続きをどうぞ。

まずはOSの起動・終了速度の測定結果から行きます。起動時間はPC本体の電源を投入してからHDDへのアクセスが止まるまでの時間を(このため正確には「PC本体の起動速度」だったりしますが)、終了はOSのシャットダウン操作を行ってからPCの電源が切れるまでの時間を計りました。

起動時間は1分22.21秒となりました。スペックを考えると及第点と言ったところでしょうか。対して終了は16.39秒と、ここでも Windows 7 の「シャットダウンが早い」という特徴を裏付ける結果が見られました。

ここからは各アプリケーションでの測定結果を掲載していきます。測定に使用したアプリケーションと条件・設定はWindows 7 のベンチマークのときと同じものを使用しました。

まずは“Paint.NET”での結果です。測定方法は2272×1704ピクセル(400万画素)2.83MBのJPEGファイルに対して効果“タイル反射”をデフォルトのパラメーター(上から30.00, 40.00, 8.00, 2)で実行し、処理が完了するまでの時間を計りました。

その結果、32.65秒で処理が完了しました。「遅すぎる」というレベルじゃあありませんが、他にスペックが高い機体を持っているのであれば写真の加工はそっちでやったほうがいいでしょう。

続いては“Window Media エンコーダ 9”で測定を行いました。Windows 7 付属のサンプル・ファイル“野生動物.wmv(1280×720ピクセル、30秒)”を、“ファイルの変換”ウィザードを使用して配信方法”ダウンロード ファイル”として変換し、処理が完了するまでの時間を計測しました。

処理は8分4.3秒で終わりました。動画のエンコードによる負荷の高さを改めて思い知ったと同時に、この用途でPCを購入するのであれば素直にもっと高性能なPCを選んだ方がいいと思い……って、上と同じようなことを書いてるよーな……。

最後に“LAME(Lame Ain’t  an Mp3 Encorder: 「レイム」と読みますがどこぞの腋巫kry)”とそのフロントエンドツールである“Lame Ivy Frontend Encoder (LIFE)”による測定を行いました。音楽ソースは水樹奈々さんのアルバム“ULTIMATE DIAMOND”の収録曲すべてをWAVEファイル化(サンプリング・レート: 44,100Hz, 量子数: 16bit, ステレオ)したもので、以下の設定でエンコードを行いました。

  • ビット・レート: VBR 32~320Kbps
  • ビット・レート音質: 2
  • エンコード速度: 2
  • チャンネルモード: ジョイント・ステレオ

なお、LAMEには32bit版と64bit版が存在します。そのため「AMDプラットフォームで64bitプログラムを使うとどれだけ速くなるのか」と気になったので、32bit版と64bit版でエンコードを行ってどれだけ差が出るのかを調べてみました。なのでこの測定結果(というかこれ以降)はグラフ付きでお送りします。

というわけで以下がその結果になりますが、驚きの結果が得られました。

01_LAME

分単位で表すと32bit版は8分50.56秒64bit版は6分16.87秒と、なんと2分以上も速くなっています。Core 2 Duo では30秒程度しか違いがなかったのに対してこちらは分単位で差が出ており、AMDプラットフォームの底力を思い知りました。それでも「MP3への変換ならもっと高い性能のPCを(ry」ということに変わりはありませんが、用途とソフトの64bit化次第で十分メイン・マシンとしてやって行けそうだろう、と思える結果となりました。それにしても「AMDプラットフォームの方がのびしろが大きい」と聞いていたもののここまで差が出るとは…というわけでますますAMDプラットフォームを気に入ってしまいましたw

速度の測定結果はここまでです。続いては消費電力とCPU温度の測定結果を載せていきます。

消費電力については、ACアダプターで本機を駆動させ、条件ごとの消費電力をサンワサプライのワットチェッカー“TAP-TST7”で測定しました。条件は下記3パターンとなります。

  • アイドル時(バック・ライト最大)
  • アイドル時(バック・ライト最小)
  • 高負荷時(3DMark06を動作させた状態)

また、Windows の電源プランはいずれも“バランス”となります。

結果は以下のとおりです。

02_WattPower

意外なことにかなり省電力ということがわかりました。「AMDは省電力CPUを作るのが苦手だ」という話をよく聞きますが、この結果を見る限りではそうでもないと思いました。

最後にCPU温度の測定結果になります。室温20℃の部屋で下記2パターンの条件下で本機を動作させ、そのときのCPU温度を Speed Fan のチャート・グラフで測定しました。

  • アイドル時(OS起動後30分放置)
  • 高負荷時(消費電力測定時と同一条件)

03_CPUTemp

メインのデスクトップ機と同じくらいの結果となりました…って、CULVノートでこの温度ってやっぱり高い方なんですかね…? 今は冬だからいいとして夏はどうなんでしょう…? まあ思ったより温度が高くない印象でした。ただし、本体裏は結構熱を持ち、1時間も使っていれば「電気ひざ掛けの代わりになるんじゃあないか?」と思えるくらいになります。多分上で述べた「AMDは省電力CPUを作るのが苦手」というのはこのあたりから来てるのではないでしょうか。なので、電源を切ったあとはしばらく放置して放熱してからケースにしまうように心がけています。

以上が各種測定結果となります。今回の測定で一番度肝を抜かれたことは、やはりAMDプラットフォームの底力でしょう。発熱が多かったりアーキテクチャーが古かったりとまだまだ課題は残っていますが、CULV向けCPUとしては十分魅力のある選択肢になると思います。オンキヨーレノボといった大手メーカーからもAMDプラットフォーム採用機が続々と登場していますので(前者はノートなのにデュアル・モニターという変態機ですが)、今後この調子でどんどん増えていくのを期待しています。

また、CULVノートはネットブックよりもスペックが高いため「メインの1台目としてもおすすめ」という意見をよく聞きますが、今回測定を行ってみて「かならずしもそうではない」ということがよくわかりました。前回の時点で気づいたのですが、速度的にはHT Pentium 4 3.0GHz搭載機(オレのメイン・マシンの旧スペック)、つまり3~4世代前のミドル・レンジ機と同等ということがわかりました。前回の記事での“CrystalMark 2004R3”での結果とこの結果とを見比べてもらえればよくわかると思います。圧倒的な消費電力の低さ目当てで選ぶのもアリですが、スペックや光学ドライブがないことを考えると「PCを使っていろいろなことをやってみたい」という方が最初の1台として買うには向いていない、ということを改めて感じました。ただ「ネットができればいい。でもネット・ブックでは画面やキーボードの大きさ的に不満かも」という方であれば十分1台目として通用するかと思います。

さて、冒頭でもお伝えしたとおり次回が最終回となります。次回はようやくというか満を持してというか、本機の特徴である3Dグラフィックのパフォーマンスや実際にゲームを動かしてみての感想などをお伝えしていきます。

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プロフィール

ドラグレッター

Author:ドラグレッター
デジタル物やゲーム、それと二次萌えキャラが大好きな永遠の17歳。『東日本大震災』の被災地であるとある県に住みながら、「日本経済を回すため」と理由をつけては趣味に金をつぎ込んでいく。また、口にした言葉のほとんどが死亡フラグになるという特異体質を持つ。

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